株式会社アース・コーポレーション
環境保全への取り組み
地域バイオマスの活用につながる汚泥燃料化への取組み
当社では、取り扱いの難しい『汚泥』のリサイクルに取組んでいます。
汚泥は発生工程により性状が大きく異なります。これまで培ったノウハウを用いて、適切な方法でリサイクルし、再資源化することで循環型社会の構築に微力ながら貢献しています。
下水汚泥などの有機性汚泥については、乾燥処理によるリサイクルを行っています。
当社は汚泥を乾燥し製造された乾燥汚泥について、製造工程や製品の品質管理を厳格に行うことで、国内で初めてT0402JIS Z7312 下水汚泥固形燃料の認証を取得しました。
地域バイオマスである下水汚泥を燃料化することで、持続可能なエネルギーを利用へ供給することができれば、地域の環境負荷が低減され、富山の環境を守ることに繋がると考え、事業を行っています。
BSF(Biosolids Fuel)の製造には、汚泥の水分を蒸発させるため、固形燃料を燃焼させて生じる高温の熱風を用います。この固形燃料は廃棄物由来のリサイクル燃料やバイオマス燃料を利用することで、化石燃料の使用を大幅に削減し、製造過程での温室効果ガスの発生を抑えています。
今後も製造過程での温室効果ガスを削減する取組みを進め、カーボンニュートラルの実現を目指していきます。
Science Based Targetsは、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです(環境省SBT紹介ページより抜粋)。
SBTでは企業が個別に削減を行うのでなく、事業に関る活動全てを含めた温室効果ガスの削減目標を定める必要があり、廃棄物の処理も含まれます。
当社は以前より二酸化炭素排出量を測定、評価と削減を行っており、SBTに参加される企業と共に温室効果ガス削減する取組みに対応可能です。
富山県の環境保全に向けたメッセージ
政府による2030年の温室効果ガス46%減の目標が掲げられ、多くの企業が排出削減に向けた活動を進めています。当社では自社の二酸化炭素排出量の削減と、地域バイオマスである下水道汚泥等を管理された工程を経て、燃料であるBSF(Biosolids Fuel)を製造しています。BSFは化石燃料の代替燃料として活用でき、資源の保護に繋がる事業を行っています。
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