高岡市
環境保全への取り組み
幼少期から環境に関する関心を高めるため、グリーンカーテン環境啓発事業を実施しています。本事業は市内の幼稚園・保育園・認定こども園を対象に行っており、市がプランター、土、苗などのグリーンカーテン育成に必要な資材を各園に提供しています。各園ではこどもエコクラブに加入し、こどもたちが実際にグリーンカーテンの育成に携わるとともにグリーンカーテンに関連した環境教室等のイベントを市内企業の参画もいただきながら実施することで環境に対する関心を高めています。
平成21年から、市内の住宅用太陽光発電システムを設置する方に補助金を交付しています。令和4年度からは補助メニューを変更し、蓄電池付太陽光発電システムへの補助に加え、PPA(第三者所有モデル)に基づく太陽光発電システムの設置に対する補助を、県内自治体で初めて開始しました。PPAのメリットとして、設備導入やメンテナンス等への費用をかけずに太陽光発電システムが導入できるため、再生可能エネルギーのより一層の導入促進が期待できます。
市内企業と連携し、「使用済み年賀はがき」、「使用済みわりばし」を回収し、紙にリサイクルする取り組みを行っています。リサイクルした紙は市内の小学校・中学校・特別支援学校およびこどもエコクラブに加入している幼稚園・保育園に寄贈し、学習活動に役立てています。
紙のリサイクルのほかにも、食品ロス・食品廃棄物の削減に向け、「3010運動」や「フードドライブ」を実施しています。3010運動は、宴会の開始から30分と、閉宴10分前に席に座って食事を楽しんだり、毎月10日もしくは30日に冷蔵庫を空にする、食べ残しをなくす、などの取り組みのことです。フードドライブとは、家庭で余った食品を持ち寄り、必要とする人々や施設等に寄付する活動のことです。
「だれもがごみを捨てない、汚さない」をキャッチフレーズに、美化運動を推進し、都市環境・自然環境の保全を図るため、市民・関係団体・行政機関等で構成する「美しいまちづくり高岡市民連絡会議」を設置し、市民の手による美しいまちづくりの実践と啓蒙活動に努めるとともに、美しいまちづくり推進員の協力を得て、年間を通じて清掃美化活動を展開しています。
具体的には、①海岸や公園などの特別清掃活動の実施、②高岡を代表する観光地・歴史的景観を持つ町並みおよび公園等の公共施設を有する中心市街地などを美化重点地区として指定③定期的・継続的に市民美化活動を実践する公共的団体と環境美化協定を締結し、清掃用具の貸与や、傷害保険の加入、助成金の支給、ごみの回収等の支援を行っています。
富山県の環境保全に向けたメッセージ
高岡市は、新緑と清らかな水に包まれたとても豊かな自然と長い歴史の中で培われた薫り高い伝統と文化に恵まれたまちです。
市内の西側は山間地域で二上山とこれに連なる西山丘陵があり、北東側は富山湾、東側は庄川・小矢部川によって形成された良質な地下水を有する扇状地が広がっています。万葉の歌人である大伴家持が「渋谿(しぶたに)」と詠んだ雨晴海岸からは、海越しに3000メートル級の立山連峰の大パノラマを見ることができます。
私たちは、この恵み豊かな環境を守り育て、本市が誇る貴重な財産として皆さま方が担う次の世代に引き継いでいかなければなりません。
地球温暖化の進行に伴う気候変動、海洋プラスチックごみによる海洋汚染など地球環境問題は、一人ひとりが世界の人々や将来世代、環境との関係性の中で生きていることを認識し、持続可能な社会の実現に向け、行動を変革することが大切です。
皆さまも、環境への理解を深め、考え、それぞれが日常生活の場で行動してください。
出展者のエコイベント・プレゼント企画
カーボンニュートラルをテーマとした講演やパネルディスカッションを行います。
日時:令和4年10月22日(土)16:00~18:00
場所:富山新聞高岡会館(高岡市広小路1-15)3階ホール
定員:120名
申込期間:令和4年10月3日(月)~10月14日(金)
申込方法:電子メールにて kankyo@city.takaoka.lg.jp
出展者情報
プレゼント企画の応募キーワード
ほっとホット高岡