富山市環境センター
環境保全への取り組み
市が、令和2年に実施した「市民意識調査」では、普段から行っている取り組みとして「ごみの分別排出の徹底、ごみの減量化」との回答が上位に含まれており、ごみの減量化に対する市民の皆さんの関心の高さがうかがえました。
環境センターでは、さらに皆さんにご協力いただけるよう、次のような普及啓発に取り組んでいます。
〇3R推進スクールの実施
市内の幼稚園・保育所(園)・小学校を対象とした、ごみの3R課外授業を実施しています。幼少期・少年期からごみ問題に対する関心を高め、家庭や学校生活での実践行動や地域社会への奉仕活動を促すことを目的とし、授業では、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みや海洋ごみについて考えたり、リサイクル製品に実際触れてみたり、ごみ収集車の見学などを行っています。
〇出前講座の実施
地域住民を対象とした「出前講座」において、ごみの正しい分け方・出し方についての分別指導を実施しています。
今後も、ごみの減量化に向けた情報発信・普及啓発をさらに推進していきます。
令和3年7月に実施した「家庭ごみの組成調査」では、燃やせるごみの中には、約35%の生ごみが混入しており、そのうち約17%が手つかずの食品や食べ残しといった「食品ロス」であったことから、「買いすぎない」、「作りすぎない」、「食べ残さない」といったライフスタイルの見直しが非常に重要と考えられます。
また、生ごみの約80%を占めると言われている水分を減らすことで、ごみ減量の効果に加えて、ごみ集積場の衛生面やごみ収集車の運搬効率の向上にもつながります。
このため、環境センターでは、「食品ロスの削減」と「生ごみの水きり運動」を推進するため、食べきり・水きり運動PRポスターを作成し、市内の小学校や保育施設等への配布や、まちなかの施設に設置しているデジタルサイネージへの掲示等の普及啓発に取り組んでいます。
ご家庭でできる少しの工夫がごみを減らすことにつながりますので、皆さまのご協力をお願いいたします。
市では、平日に資源物を排出することが困難な市民の利便性を高めるため、土日・祝日に資源物を排出できる「資源物ステーション」を市内8カ所(栗山、岩瀬、婦中、古沢、山室、八尾、大庄、水橋)に開設しています。
資源物の排出機会の拡大を図ることで、ごみの減量化をさらに推進していくため、お住まいの近くの資源物ステーションをぜひご利用ください。
市民との協働による環境美化活動を通じて、清潔で健全な地域の生活環境を確保するため、様々な環境美化活動を推進し、美しいまちとして全国に誇れるふるさと富山を目指すこととしています。
令和4年8月には、企業・団体の皆さまと市民が一体となって、市内全域で一斉に「ふるさと富山美化大作戦」を実施しました。
富山県の環境保全に向けたメッセージ
ごみの減量化には、市民の皆さま一人ひとりのご協力が不可欠です。ごみの分別排出の徹底や、ごみを減らすためのちょっとした工夫など、ごみをなるべく出さない生活スタイルの見直しに向け一緒に取り組んでいきましょう!!
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食べきり水きりだよ