富山県生活環境文化部環境政策課
環境保全への取り組み
富山県環境政策課では、以下の事業を通じて、温室効果ガス排出量の削減、廃棄物の3Rの推進、県民の環境保全意識の啓発を図っています。
2008年に全国に先駆けて開始した「レジ袋無料配布廃止」は、2020年7月から全国一律で始まったレジ袋有料化のモデルとなりました。また、レジ袋無料配布廃止に加え、節電などの環境配慮行動に積極的に取り組むお店を登録・PRする「とやまエコ・ストア制度」を運用しています。この制度の新たな取組みとして、プラスチック製食品トレイに着目し、トレイを使用しないばら売りや袋売りなどの「ノートレイ」や原料の一部に紙などを使用した「エコトレイ」を推進しています。
これらの取組みについて、県民・事業者の皆さんと連携し、脱炭素社会づくりを進めて参ります。
富山県では、2016年5月にG7富山環境大臣会合で採択された「富山物質循環フレームワーク」を踏まえ、一般家庭や事業所から発生する未利用食品を有効活用するためのフードドライブやフードバンク活動の拡大・促進、食べきり・使いきり3015運動などの食品ロス・食品廃棄物削減対策に取り組んでいます。
また、スーパー等における上記のプラスチックトレイの削減・転換に向けた取組みやバイオマスプラスチック容器導入への支援などのプラスチックごみ対策、さらには金・銀・銅やレアメタルなどの有用金属を回収する使用済小型家電のリサイクルなど、廃棄物の3Rを推進しています。
富山県内の海岸には、依然としてほぼ全域で海岸漂着物が確認されており、その約8割は県内河川を通じて海に流出したものと考えられていることから、「みんなできれいにせんまいけ大作戦」をはじめとした県土美化推進運動を県内全域で展開しています。
また、日常的な清掃活動・ごみ拾いなどにみんなで取り組むことを目的とした、県内の企業やグループ、ボランティア団体等が参加する「とやま海ごみボランティア部」を設立し、自主的な清掃美化活動の促進、県民の美化意識やモラルの高揚を図るなど、美しい富山湾の保全につなげる取り組みを推進しています。
毎年、幼児と保護者が遊びを通じて省エネやごみの分別等のエコライフを学び・実践する「はじめてのエコライフ教室」を県内の幼稚園・保育所等で実施するとともに、地球温暖化問題について学び、10の目標を定めて家庭で実践する「とやま環境未来チャレンジ」を小学校で実施するなど、子どもの頃から環境に関心を持ち、行動してもらう活動を推進しています。
富山県の環境保全に向けたメッセージ
当課では、身近な環境から地球規模の環境まで幅広い分野で環境保全に取り組んでいます。環境問題の解決には、皆さんのご理解とご協力が必要であり、小さなことからコツコツと取り組むことが大きな成果につながります。一緒に始めてみませんか?
出展者のエコイベント・プレゼント企画
※フードドライブにご参加の方は、ご家庭で余っている缶詰、レトルト食品、乾物、菓子などの未開封の常温食品で、賞味期限まで1か月以上のものをお持ちください。
また、ご来場の方に「書き込める保存容器」をプレゼントいたします。
みなさまぜひご来場ください。
【場所】富山市民プラザ 2階 アートギャラリー
【日時】10月9日(日)・10日(月・祝) 9:30~15:30
出展者情報
プレゼント企画の応募キーワード
エコライフ