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富山地方気象台


うめ(気象台構内) 

さくら(気象台構内) 

あじさい(気象台構内) 

すすき(気象台構内) 

かえで(気象台構内) 

環境保全への取り組み

気象庁は、気候変動対策・適応策を検討・計画・実施するために必要な、自然科学的根拠に関する基盤的な科学的知見を提供しています。

1.地球温暖化問題とは

 私たちの社会はそれぞれの地域の気候を背景にかたちづくられています。その気候が、地球規模で、私たちが経験したことのないものに変わりつつあります。
 現在の地球は過去1400年で最も暖かくなっています。この地球規模で気温や海水温が上昇し氷河や氷床が縮小する現象、すなわち地球温暖化は、平均的な気温の上昇のみならず、異常高温(熱波)や大雨・干ばつの増加などのさまざまな気候の変化をともなっています。その影響は、早い春の訪れなどによる生物活動の変化や、水資源や農作物への影響など、自然生態系や人間社会にすでに現れています。将来、地球の気温はさらに上昇すると予想され、水、生態系、食糧、沿岸域、健康などでより深刻な影響が生じると考えられています。
 これらの地球温暖化に伴う気候の変化がもたらす様々な自然・社会・経済的影響に対して、世界各国との協力体制を構築し、解決策を見いだしていかなければなりません。これが、地球温暖化問題です。

◇地球温暖化問題とは
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p01.html

◇日本の気候変化の予測
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p12.html

◇北陸地方の気候変化の特徴
https://www.data.jma.go.jp/niigata/menu/bousai/warming.html

◇地球温暖化予測情報
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/GWP/index.html

2.IPCC第6次評価報告書(AR6)

 IPCC第56回総会及び同パネルWG3第14回会合が令和4年3月21日(月)から4月4日(月)にかけてオンラインで開催され、平成26年4月のAR5 WG3報告書以来8年ぶりとなるWG3報告書のSPMが承認されるとともに、同報告書の本体や付録等が受諾されました。IPCCは当該報告書を4月4日(月)に公表しています。

◇気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書第3作業部会報告書の公表について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2204/05a/ipcc_ar6_wg3.html

◇第3作業部会(WG3)報告書
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar6/index.html

3.二酸化炭素濃度 球面分布図(月平均値)| 二酸化炭素分布情報

 二酸化炭素分布情報は、世界各地で観測された二酸化炭素濃度データをもとに、数値シミュレーションを用いて地球の様々な地域における濃度分布を推定したものです。任意の年月や場所の二酸化炭素濃度の分布などを見ることができます。

◇二酸化炭素濃度 球面分布図(月平均値)| 二酸化炭素分布情報
https://www.data.jma.go.jp/ghg/kanshi/co2sphere/co2spherem.html

◇二酸化炭素濃度 地点別経年変化 | 二酸化炭素分布情報
https://www.data.jma.go.jp/ghg/kanshi/co2timeser/co2timeser.html

4.台風の将来予測

 北大西洋では熱帯海域の海水温の上昇にともなって、1970年ごろから強い熱帯低気圧(ハリケーン)の活動が増えています。一方、台風(最大風速が秒速17.2メートル以上の北西太平洋の熱帯低気圧を台風と呼びます)の発生個数、日本への接近数、上陸数には、長期的な増加や減少の傾向は見られません。
 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書によると、地球温暖化の進行に伴い、台風など熱帯低気圧の強さが増す可能性が指摘されています。

◇台風の将来予測
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p13.html

◇令和元年台風第19号(気象衛星ひまわり8号の動画)
 台風第19号は、10月12日19時前に大型で強い勢力で伊豆半島に上陸しました。その後、関東地方を通過し、13日12時に日本の東海上で温帯低気圧に変わりました。
https://www.data.jma.go.jp/sat_info/himawari/obsimg/image_typh.html#obs_j20191013

富山県の環境保全に向けたメッセージ

 地球温暖化対策の中で一番大きな課題が二酸化炭素の排出量の削減です。二酸化炭素の排出量を減らすには化石燃料の消費を減らす必要があります。 日本の二酸化炭素排出量の約2割は、給湯や暖房、調理のためのガスの使用、電気製品の使用、それに自家用車の利用などにより、わたしたちの日常生活から排出されています。 このような二酸化炭素の排出を減らすため、わたしたちにもできることがあります。
 カーテンによる太陽光の調節やクールビズ・ウォームビズによる冷暖房機に頼らないすごし方の工夫、冷房・暖房の温度を控えめに設定する、シャワーを流しっぱなしにしないなどにより、燃料や電力の消費を抑えましょう。
 ポットやジャーの保温を控える、電化製品の主電源をこまめに切る、長時間使わない時はコンセントを抜くなどにより、節電を心がけましょう。家族が同じ部屋で団らんすると、暖房と照明によるエネルギー消費を2割減らすことができると試算されています。
 通勤や買い物の際に自家用車の使用を控えて、バスや鉄道、自転車を利用したり、自家用車を使うときもアイドリングストップなどの「エコドライブ」を実践しましょう。
 誰にでもできる身近なことから、二酸化炭素の排出を減らしていきましょう。

出展者のエコイベント・プレゼント企画

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本社
富山市石坂2415
電話番号
076-432-2331

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