公益財団法人環日本海環境協力センター
環境保全への取り組み
国際協力で、海洋環境保全へ
環日本海地域には、国レベルでの環境協力を推進する枠組みとして、国連環境計画(UNEP)が進める北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)があり、日本、中国、韓国及びロシアの4か国が参加しています。環日本海環境協力センター(NPEC:エヌペック)はNOWPAPの4つの活動センターのひとつの、特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)に指定されています。人工衛星を活用した海洋環境モニタリングや沿岸環境評価手法の開発等を通じて、環日本海地域の環境保全の推進に貢献しています。
また、自治体レベルの国際協力を進めるために、北東アジア地域自治体連合(NEAR)が設立されており、NPECはNEARの環境分科委員会の事務局を担い、会員自治体との連携のもと、本地域の環境保全に取り組んでいます。
☆CEARAC: https://cearac.nowpap.org/japanese/
☆NEAR: https://www.npec.or.jp/northeast_asia/
北西太平洋及びその周辺地域の環境保全を的確に進めるためには、実態の把握や汚染のメカニズム等に関する調査研究を実施するなど、正確で広範な科学的知見を得ることが必要です。このため、沿岸の各国・地域の調査研究機関等の協力も得ながら、各種の調査研究を実施しています。
☆環日本海海洋環境ウォッチ: https://ocean.nowpap3.go.jp/
☆日本海海岸生物ウェブサイト: https://www.jsbionetwork.jp/ikimono/
環境教育は、環境問題への認識を深めるとともに、環境保全活動の実践に重要な役割を担います。このため、様々な機会を通じて、海洋環境保全に関する情報の提供や普及啓発の取組みを実施しています。(取組例:漂着物アート展、海辺の砂や漂着物などを使った「造形遊び」、出前講座、トランクキットを活用した海洋教育など)
☆海洋ごみポータルサイト: https://www.npec.or.jp/umigomiportal/index.html
富山県の環境保全に向けたメッセージ
海洋環境分野では、現在、生態系などへの影響が懸念されているマイクロプラスチック問題や海面水温の上昇など、新たな課題への対応が迫られています。環日本海環境協力センターでは、環日本海地域の自治体等と連携し、海洋環境保全活動を展開してまいりますので、ご協力くださいますようお願いいたします。
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マイクロプラスチック