NPO法人おがっX研究会
環境保全への取り組み
木質廃材は資源だ
木造住宅等の解体時に出る木質建築廃材、不純物も混ざっているが、薪としての可能なサイズに切断すれば、全てエネルギー源である。昨今のあるゆる事情で、天然ガス、石炭、石油が高騰しおまけに円安で輸入品は大変な割高感がある。国内の建物が、木造由来であるにも関わらず、解体材を廃棄物として取扱い、暖房需要や、バイオマス発電の燃料として除外されている。無駄だ。間伐材は良くて解体材は駄目。確かに不純物は混合しているが、釘やボルトは鉄、ステンレスとなり 電気の線は銅となり不燃物ではあるが、溜ればこれも立派な資源である。昔、新港に浮かべてあったソ連産の木材から塩素が出て、機械を故障させるから燃料として使えない。と聞いたが、機械メーカー側のエゴであると思う。今こそ解体材、庭木の剪定屑などは、薪として生活暖房に生かすときだと思う。生かすべきだ!
廃棄物については、変な言い回しがある、端材はOKで廃材はNG。上でも書いたが、切り刻んだら端材も廃材もわからない。なぜ、こんな面倒くさい言い回しをしなければいけないのか?鉋屑はどっちだ。やっぱり面倒くさい。材木に色があるか?毒があるか?種類はあるが、自然界にある成分だから人間にとっての害はない。家では、小枝や端材、廃材、竹もチップにしてしまう。含水率が高いからそれを更に乾燥させる。天日干しなら二日で大体5%になり、ペレタイザーにかかる。庭木の中では、桜の枝や、桃の枝、檜などは別の商品となる。
鉋屑は、産業廃棄物である。と言わざるを得ない法的解釈だ。私は、そう思わない。プレカット工場や町場の工務店からも大量に出る鉋屑。家では、年間100立米。約6トンのペレットを生産している。最近は、原油高で、運送費の上昇でペレットの値段も上がっている。しかし、内地産だ。為替も関係ないし、大体が各県に生産拠点はある。こんな時こそ、廃棄物とひとくくりせずに燃料として生まれ変わらなければならない時だ。国土の8割が森林であるのになぜ使わないか。スクラップ&ビルド スクラップ&リユースであるべき。鉋屑は、有価物である。お金を生むのである。
ペレタイザーでペレットを生産した残りかすが出る。家では、パラフィンを混合して着火材を作っている。商品名は、ちゃっかおにぎり(最近、キャンプ場で買ってもらえる)、ちゃっかちっぷす(家庭の薪ストーブ用)で年々出荷数が増えている。昨日まで、ごみだと思っていたらお金を生む事業である。もちろん、最初からごみだと思っていたらこんなことは死んでもやらないが、この循環が大きく動いたら、日本から木屑という言葉が無くなる。環境循環だ。リユース&スクラップ&ビルドだ。(順番はどうでもいい)これらのことから実際 ごみゼロである。
こんな話もあった。福岡県の和食料理さんから、山桜のスモークペレットはありますか?とメールで問い合わせがあった。家では、スモーク用の樹種は、単独樹成形しているので何種類かありますよ。返事した。今まで60kg販売した。大した量ではないが。本来捨てられるべきものである。スモーク用は、一般のペレットと違って単価が20倍する。いかに、お金を放置しているかということである。あまり知られたくないが((笑))
富山県の環境保全に向けたメッセージ
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
法第2条1項
廃棄物とは、ゴミ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体、又は不要物であって、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く)と定義している。
法の定義から廃棄物とは、占有者が自分で利用したり他人に有償で売却することができないために不要となった固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く)をいい、工場や自動車から排出される排ガス等の気体状のものは廃棄物に該当しない。(H26講習会テキスト28Pによる) と、記してある。木屑も別表で廃棄物に含まれることとなっている。しかし、この事業は廃棄物を再資源化し、他人に有償で売却出来ることから産業廃棄物から除外されるものと考える。
ので、木屑を産廃の別表から除外してほしい。
出展者のエコイベント・プレゼント企画
10/16(日)高岡市のおもしろ市で、木質廃材で作ったペレットでピザを焼くことが決まっている。季節のトッピング食材を使った焼きたてのピザはすこぶる旨い!
コロナなので、お持ち帰りかもしれないが。オリジナルピザだ。瑞龍寺の前に陣取っているので食べに来てほしい。よろしくおねがいします。紅あずまというサツマイモの品種を窯で焼いて提供を予定している。
11/3,4,5,6日 井波町の道の駅 創遊館で 井波彫刻物産展が開催される。ここでも、井波彫刻ランマの鉋屑で作ったペレットでピザを焼く。楠の木は、樫木でペレットも硬く針葉樹より発する熱量が多い。温度も上がるため焼きあがりが早いので少し下げて提供する。紅あずまというサツマイモの品種を窯で焼いて提供を予定している。
木質廃材で作ったペレットで11/12(土)射水市アルビス総合体育館で、射水農業産業まつりが開催される。
ここでは、ぴざはもちろんであるが、紅あずまというサツマイモの品種を窯で焼いて提供を予定している。
出展者情報
プレゼント企画の応募キーワード
おがっX