株式会社タニハタ
環境保全への取り組み
株式会社タニハタでは、以下の内容を通してSDGsに取り組んでいます。
◆太陽光発電
2015年に自社工場に30kwの太陽光パネルを設置し、太陽光発電を稼働させました。その後6年間で削減できたCO₂の量は約100t。
これは石油換算で4万5千ℓ分に相当します。2021年3月には新たに20kwの太陽光パネルを設置し、工場内の電力として、直接組子の製作に使用しています。
◆水力発電
太陽光発電だけで賄いきれない分は、水力発電によるCO₂排出量ゼロの電力「グリーン電力」を北陸電力と契約し電力供給を受けています。
◆「カーボン・ ニュートラル」という考え方
タニハタでは、木を燃やしても、大気中のCO₂は増えない「カーボン・ ニュートラル」の考え方に基づき、組子の端材やおがくずを冬場のバイオマス暖房に使用し、石油燃料の暖房機をすべて排除いたしました。
◆冬季の工場暖房はバイオマスで
組子加工に伴い発生する端材やオガクズは、集塵機からダクトを通して、ペレタイザーでペレットに圧縮加工します。
ペレットはペレットストーブの燃料として工場内の暖房に使用し、バイオマス燃料で北陸の厳しい冬の工場を暖めます。
◆作業服にもエコの意識を
タニハタの作業服の素材は、 江戸時代末期から続く滋賀県の伝統産業「高島ちぢみ」や「三河木綿」でオーダーメイドしています。
高温多湿な日本の夏に理想的な素材で、 極力エアコンに頼らない職場環境をめざします。
◆消耗品もエコの意識を
社内で使用する備品は、環境に負荷をかけない素材のものへ切り替えています。
プラスチックから紙製へ。ポリ袋は、バイオマス配合のものへ。
今後、バイオマス原料100%のゴミ袋や包装シートなどが販売されるようになれば随時切り替えていく予定です。
◆木を植えて育てるシステムが大切
タニハタでは吉野や木曽などの木を植えて育てるシステムを長年続けている産地としっかり繋がり、そこから国産木材を購入しています。
木を「植える」だけでなく、「育てる」システムが未来につながる重要なことと考えています。
◆SDGs (持続可能な開発目標)
「SDGsの17 分野の目標」のうち、 森林の働きが14の目標達成に役に立つとされています。タニハタでは、国内の森林と国土保全のため、 杉、ヒノキなどの国産木材のPRと使用を推進しています。持続可能な未来をめざし、環境に優しい組子製作をこれからも作り続けていきます。
富山県の環境保全に向けたメッセージ
組子職人が国産木材を主材料に使い、日本の伝統工芸「組子」の技術力、デザイン力を高め、地球環境問題を意識したモノづくり行っています。
組子製作には自社の太陽光発電および水力発電の使用により、2021年の電力によるCO₂排出量は0を達成しました。
加工時に発生する端材はペレットストーブやまきストーブなどのバイオマス燃料として使用。
<伝統木工技術「組子」の製作体験と工場から生まれる環境活動を学ぶ>というテーマで県内外の子供達、外国人に向けてワークショップなどを実施し、環境問題の大切さを伝える活動を行っています。
2018 年 8 月には主材料を国産木材に全て切り替え、「100% made in Japan」と言える組子製品を世界に届けています。
出展者のエコイベント・プレゼント企画
タニハタでは団体の学生様を対象に、工場見学と組子製作体験を行っております。
組子という伝統木工技術だけではなく、タニハタでの環境保全の取り組みなどを紹介しております。
工場内を実際に回っていただき、職人が組子を手作業で製作している姿や工場内の設備などを見学していただいております。
また、組子製作体験としてミニ組子を実際に組んでいただいております。
出展者情報
プレゼント企画の応募キーワード
組子らんまのタニハタ