立山科学グループ(立山科学株式会社/立山マシン株式会社)
環境保全への取り組み
立山科学グループでは、以下に示す事業活動を通じて、環境保全およびSDGs達成に向けて取り組んでいます
グループ全体で再生可能エネルギーの導入拡大を進め、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させています。
2022年3月からは、立山科学本部工場でPPAモデルを導入しました。工場屋根全面に太陽光パネルが搭載され、358kWの発電が可能。工場で使用する電力の約30%を賄っています。賄えきれない分は、富山県が運営する水力発電所で発電されたCO2フリー電気「とやま水の郷でんき(※1)」を導入し、これによって当工場における電力使用によるCO2の排出量ゼロを実現しています。
また、立山マシンでも、2022年6月からCO2フリー電気「とやま水の郷でんき(※1)」を導入し、全工場で使用する電力のすべてを再生可能エネルギーに切り替えを進めました。9月に10工場全てに導入が完了しています(一部テナント除く)。これにより、立山マシンで使用する電力の約97%が再生可能エネルギーとなり、年間で約1,500トンのCO2排出量が削減できる見込みです。
「とやま水の郷でんき」は、地域の水力発電所を守っていくことへの貢献に加え、富山県産のエネルギーの地産地消につながります。立山科学グループでは、再生可能エネルギーの導入を拡大していくことで、再生可能エネルギーの利活用が促進され、地域の活性化に貢献していきたいと考えています。
(※1)とやま水の郷でんき:富山県と北陸電力株式会社が富山県内の企業等の脱炭素化を支援するため創設した「とやま未来創生でんき」メニューの1つ。
限りある資源を有効に活用するためには、廃棄物のリサイクルだけでなく、無駄な資源の使用を減らすことが重要です。立山科学グループでは、ライフサイクル全体で3Rを意識して廃棄物の削減に取り組んでいます。
製品アセスメントによる省資源化の実施やデジタル化の推進によるペーパーレス、グループ内での不要品を融通し合う社内リユースなど、廃棄物の発生そのものを減らす取り組みを推進しています。それでも出てしまう廃棄物は、分別を徹底し、有価物化や再資源化を図り、資源の有効活用に努めています。近年では、プラスチック包装材の薄肉化(減量化)や包装材のメーカ返却など、プラスチック使用削減にも取り組んでいます。
また、各工場に設置している飲料自動販売機には、創業当初から資源としての循環しやすさを重視してペットボトル飲料の販売は行わず、紙コップ式と缶式を採用しています。
毎年、春と秋に「クリーン作戦」を実施しています。春には雪解けとともに現れる道路脇や川沿い、田畑のゴミ拾いを中心に清掃活動を実施しています。
富山県の環境保全に向けたメッセージ
立山科学グループは、創業者の「地域社会に貢献する」という思いを受け継ぎ、地域とのつながりを大切に共生を図り、共に発展していくことを目指しています。
グループ本部から見える雪化粧をした立山連峰は圧巻です。私たちはこの恵まれた環境に感謝するとともに、富山県の美しく豊かな自然環境を次世代へと確実に受け継いでいきたいと考えています。事業活動における環境負荷の低減に努め「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に貢献できるよう、再生可能エネルギーの導入拡大を進め、長期的かつライフサイクルの視点も強化して積極的に取り組んでいきます。
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