とやま環境フェア2020

（一社）富山県産業資源循環協会では、行政機関や関係団体と連携・協力し、以下の事業を通して、産業廃棄物の適正処理や循環型社会形成のための様々な活動に取り組んでいます。

１．行政機関、関係団体との連携・情報交換

　富山県・富山市からの委託事業として産業廃棄物適正処理推進講習会や廃棄物処理施設技術管理者研修会などを開催しています。また、産業廃棄物の適正処理推進と業界の社会的地位向上のため、富山県不法処理防止連絡協議会を始め、県・市の各種委員会等の委員として情報交換や意見要望等を行っています。
　（公社）全国産業資源循環連合会などの関係団体と連携を密にし、広域的な情報収集に努めるほか、災害時に発生する災害廃棄物について県などに協力して処理活動を行います。

２．会員向け研修・施設見学・各種相談

　業界で事業を行っていく上で必要な知識・技術の習得や業界の動き・ニーズに合わせた多種多様な研修会、労働災害防止に備えるための講習会などを積極的に開催しています。また、産業廃棄物の適正処理、再生利用等に関する質問や、法律・制度・許可申請手続などの相談に応じ、指導助言を行っています。

３．産業廃棄物管理票頒布・許可申請等に関する講習会

　産業廃棄物の不法投棄、不適正処理を未然に防止するために、処理を委託する際に義務付けられている産業廃棄物管理票（マニフェスト）の頒布や電子マニフェストの普及推進に取り組んでいます。また、（公財）日本産業廃棄物処理振興センターが実施する産業廃棄物処理業に必要な許可申請に関する講習会の協力機関として受付業務及び講習会に関する質問などに対応しています。

４．情報発信・広報活動

　行政の動向、法律の改正、協会の活動状況、業界の最新情報などを盛り込んだ機関誌を年4回発行・配布し、業界活性化のお手伝いをしています。また、法令集・廃棄物関係図書などの配布やホームページの開設により幅広く情報提供しています。

　廃棄物（皆さんが捨てているごみ）は、大切な資源からできています。地球上の資源は限られていますので、できるだけ廃棄物の発生を少なくし、出てしまった廃棄物はリサイクルして再利用する仕組みが大切です。
　皆さんの生活の身近にある廃棄物についてに関心を持ち理解を深め、大切な環境を守り、安心して暮らせる未来をつくるために、まず自分に何ができるのか考えてみてください。